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魅力的な企画書の書き方

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2-2.企画書の基本構成

企画フォーマットを考える。

 企画書は、簡単にいえばビジネスを実現したものである。ビジネスからはずれた企画書は企画書とはいえない。かつては、提案書と企画書の区別がつかない時期もたしかにあった。しかし、現在は企画をシステムとしてとらえる考え方が圧倒的多数なのである。本当に優れた企画書とは、ビジネスの構造までも表現しているものだ。
  図版は新規事業企画書の例だが、これは企画書の手本であり、企画書のフォーマットと呼んでよいものである。
  この企画書には「表紙、まえがき、目次」「コンセプトマップ」「基本システム」「サブシステム」「PT設計書」「ツール」「経営目標、スケジュール、収支、事業組織」で構成されている。
  これが企画書の全体像、つまり基本的な企画書フルパッケージである。それぞれの具体的な描き方はあとで説明するが、どういうものか簡単に説明しておこう。
① 表紙
どんな企画書も表紙からはじまる。
② まえがき
本を見ると「はじめに」 というのがあるが、まえがきはこの「はじめに」に相当する。企画書の場合は、作成目的、意図などを明快に述べる。関係者に理解を求める挨拶文を添えたりする冒頭の部分である。
③ 目次
目次は全体の構成がどうなっているかを示す役割を持つ。
④ コンセプトマップ
1枚の紙に企画書の全体が集約されているもの。プレゼンテーションを行うときなどは、これ1枚で行う。コンセプトマップは事業や業務の全体を明快に表現する重要なものである。情報化社会の到来により、図解を多用してビジネス構造を描いた企画書の必要瀬はますます増えてくる。
⑤ 基本システム
事業の構造部分だけを中心に解説するものである。市場動向や経営目標などを落としたものである。
⑥ サブシステム
基本システムが事業部とすれば、サブシステムは営業部、宣伝、技術といった各部署や課に相当する。したがって、部や課に該当するだけのページがあることになる。しかし、通常は重要部分だけを表現する。
⑦ PT設計書
顧客の行動に対応したアクションプログラムの集合体である。顧客の動き次第でシステムの変更を余儀なくされることがあるが、この事前準備を周到に用意しておくことがPT設計である。
⑧経営目標・収支計画
どの企画書にも見られる一般的なものである。