日報の目的
日報は単なる「記録」と考える方が多いですが、それは機能の一面でしかありません。
日報は毎日書くものです。活用の仕方を理解し、うまく使いこなせている人は、自身の成長に繋がる一方、
何も考えずに義務感に追われて記入している人は、日報を書く行為自体、膨大な時間を無意味にしてしまっている 事となります。
営業における日報の目的は、大きく分けると以下の4つに分けられます。
①担当先の進捗状況を正確に報告することで、上司の予算管理をより正確なものにする。
→あなたの上司はおそらくあなたの行動を予測しながら全体の数値管理をしているはずです。 活動内容を正確に報告することで、上司の手を煩わすことなく、部署の数値管理をより正確なものにすることが出来ます。
②自身の営業手法を日報を通して上長に報告・相談することで、改善案の提示をもらえる体制を作る。
→正確にあなたの営業トークや話し方を記入することで、上司から改善案を提示してもらうことが出来ます。
③商談内容を振り返りながら記入することで、改めて内容を反省し、整理する機会を得る。
→商談の振り返りを行うことで、その場では気づかなかった課題やハードルに気づくことが出来ます。
④営業ノウハウを企業として蓄積をする。
→あなたの日々の営業活動は会社にとっては一つ一つが貴重な営業ノウハウとなります。しっかりとノウハウを 共有し、会社のノウハウ蓄積に貢献することで、回りまわってあなたの評価を上げることに繋がるかも知れません。
つまり、日報をうまく活用する事で、自身の営業スキル向上、そして業績アップ、更には上司に対する信頼度アップに直結させることができるのです。
具体的な日報の内容
営業職の場合は、訪問先ごとに以下の項目を記載するのがベストです。
(日報を書くことに慣れてくれば、大した成果が出ていなくとも、それとなく耳どおりのよい表現で、上司の目を欺く内容を書くことも可能です。上司の方は、可能な限り、所定のフォーマットを守らせ、ゴールと納期・数値を明確に記入させるよう心がけましょう。)
①訪問先名称
(例)株式会社○○商事
②面会者の所属と氏名
(例)取締役 □□様
③商談の目的
(例)当社製品導入の導入提案
④商談のゴール
(例)当社製品導入に対して来週の役員会で議題に上げていただく事に対し承諾を頂く。
⑤ゴールの達成状況
(例)達成
⑥訪問先に対する次のアクション
(例)役員会で取締役がプレゼンしやすいようなツールの作成・送付
役員会後の確認電話
⑦面談の詳細
(例)前回までの状況・今回の面談の流れ・相手の反応・明らかになったハードル・商談終了の際の状況など
⑧気づき、所感
(例)営業は商品力も大事であるが、やはり自身の人間力が最も重要であると再確認しました。
日報の書き方のポイント
以下のコツをしっかり把握してください。
だらだらと書かず、簡潔に書く。
説明は具体的に、あいまいな表現は控える。
事実を優先に、あなたの見解と分けて書きましょう。
場合によってはグラフや図、数値などを付けて補足する
自分用の日報の控えを残しておくと活用方法も広がります。
